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人生100年時代を生きるための個人M&A

これは、「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」をサイトverでより詳しく解説したコラム(全コラム無料)の第6話/全17話になります。字数や語彙などをはじめ、サラリーマンや学生が通勤時間などといった片手間に読みやすい形にしているので、ぜひお気軽にご覧ください。

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6-1 セカンドライフの充実

世界的なベストセラーとなった「ライフ・シフト」によれば、2007年に日本で生まれた子どもは半数が107歳まで生きるそうです。

この数字は、国が発表する平均寿命と比べると20年ほど違いますが、国の推計は現在の死亡率を元にした数字で、ライフ・シフトでの推計は、医療技術やテクノロジーの進化を考慮し、死亡率のさらなる低下を見込んだものです。どちらが信頼出来るかは明らかでしょう。

私たちは間違いなく、上の世代よりもはるかに長生きします。リタイア後の人生は30~40年続くことになるかもしれません。しかし、一方で、公的な社会保障は先細りが明白で、それだけに頼るのは心もとありません。私たちは長い老後を生きるために、これまで以上に働き、お金を稼ぐ必要があるのです。

ライフ・シフトでは現役時代を延ばして、70~80歳まで働くことが提案されています。現在、日本の企業においても、定年の延長や60歳以上の再雇用環境が少しずつ整えられていますが、まだまだ十分とはいえません。

私が提案する「会社を買う」という選択肢は、人生100年時代との親和性が高いと考えています。会社を買えば、収入の面ではサラリーマンよりも有利になります。報酬の大きさだけでなく、経費で落とせるお金が大きく増えたりなど、税金面でのメリットもあります。役割を見つけられれば、家族に役員報酬を支払うこともできます。

自分のキャリアと専門知識を生かせる会社を買うことができれば、いつまでもやりがいを感じながら働くことができますし、いつまで働くかも自分で決められます。自分の好きなときにリタイアして、リタイアする際に会社を売却することで、さらなる収入を得ることもできます。人生100年時代のセカンドライフは間違いなく充実するでしょう。

6-2 「何もしないこと」がリスクになる

日本は人口減少時代に入り、社会保障は支払いが高くなる一方、受け取りは先細る可能性が高いと予測されています。こんな日本で人生100年時代を生きるには、「何もしないこと」がリスクになるでしょう。少なくとも従来のライフプランのまま生きていくのは難しい時代であることは間違いありません。

私たちには、自らのライフプランを人生100年時代に合わせたものに作り直すことが求められています。その見直しの際の、有力な選択肢として「会社を買う」選択肢があるのです。

もちろん、会社を買うことや経営することにはリスクが伴いますし、すべての人に向いているわけではありません。でも「何もしないこと」がリスク、「会社を買う」こともリスクなら、リスクを比較衡量して検討すべきでしょう。

私からのアドバイスとしては、「何もしないこと」がリスクになるなら、チャレンジした方がいいということです。チャレンジしたことは、それが失敗しようが成功しようが、必ずあなたの糧になります。どんなことでもそうですが、チャレンジしないで後悔するより、チャレンジをしてから後悔し、その失敗からまた前に進む方が、その人の人生は豊かになると私は考えています。

とはいえ、サラリーマンが会社を買って、中小企業の経営者として会社経営をすることは、どれくらい実現可能性の高いことなのでしょうか。

(1656字)

これについての私の考えを、次のコラムで述べたいと思います。

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記事監修

三戸政和(Maksazu Mito)

2005年ソフトバンク・インベストメント入社。兵庫県議会議員を経て、2016年日本創生投資を投資予算30億円で創設し、中小企業に対する事業再生・事業承継に関するバイアウト投資を行う。


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