シナジー効果とは?

シナジー効果とは、M&Aや事業提携を通じて生み出される相乗効果のことを指します。シナジー効果には、単一の企業が複数の財・サービスをまとめて生産することで、個別に生産する場合と比較して総費用が低くなり,効率性が高くなる「範囲の経済」や、生産規模を拡大させることで、収益性が向上する「規模の経済」の他にも、お互いが持つ経営資源を統合することで、足りない経営資源を相互に補完できる「補完的資源」といった効果も存在し、買い手・売り手両者ともに、主にシナジー効果の獲得を目指してM&Aを経営戦略として採用します。

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記事監修

三戸政和(Maksazu Mito)

2005年ソフトバンク・インベストメント入社。兵庫県議会議員を経て、2016年日本創生投資を投資予算30億円で創設し、中小企業に対する事業再生・事業承継に関するバイアウト投資を行う。


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