レーマン方式とは?

レーマン方式とは、ドイツの経営学者であるレーマンの学説を応用した成果配分方式のことで、M&Aにおいては、M&A仲介会社の成功報酬を定める際に使用される一般的な計算方法のことを指します。皆様がM&Aを実行する際、M&Aプラットフォームを利用したとしても、M&A仲介会社を利用したとしても、基本的には彼らに成功報酬(トランザクションフィー)を支払うことになります。そして、その際の成功報酬は、売買金額をレーマン方式に当てはめることによって決まり、例えば、売買金額が5億円以下なら料率5%、5億円~10億円の部分は4%などになっています。しかし、皆様が実施するようなスモールM&Aの売買金額は5億円を下回ることがほとんどなため、売買金額の2~5%なことが多い上、この割合は仲介会社によっても違うため、M&A前によく比較検討すると良いでしょう。

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記事監修

三戸政和(Maksazu Mito)

2005年ソフトバンク・インベストメント入社。兵庫県議会議員を経て、2016年日本創生投資を投資予算30億円で創設し、中小企業に対する事業再生・事業承継に関するバイアウト投資を行う。


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