吸収合併とは?

吸収合併とは、会社合併の際に、片方の法人格を全て無くし、片方の会社に権利・義務を承継させることを指します。そもそも、合併はスキーム上、主に「新設合併」と「吸収合併」の2種類に分けることができますが、「新設合併」は、新しい会社を設立するため、設立手続きや追加費用が必要になる一方で、「吸収合併」は、既存の会社を利用するため、そのような手間の必要はなく、「時間的」「金額的」の両面において、「吸収合併」の方が優れているように見えます。そのため、実務的にも「吸収合併」の方が、「新設合併」よりも件数ベースで、約20倍も多く利用されています。(中小企業庁HPより)

関連用語→合併とは?


記事監修

三戸政和(Maksazu Mito)

2005年ソフトバンク・インベストメント入社。兵庫県議会議員を経て、2016年日本創生投資を投資予算30億円で創設し、中小企業に対する事業再生・事業承継に関するバイアウト投資を行う。


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