実査とは?

実査とは、提出された帳簿の資産の実在性を確かめるために、監査法人・公認会計士が、帳簿上の資産の数量や金額を実際に確認することを指します。実査の日程は一般的には決算日が基準ですが、実際には、実務上の観点から決算日の数日後に実施されることが多く、また、不足金の隠蔽などが行われぬよう、一気に実査することが望ましいとされています。実査の対象としては、現金・預金通帳・手形や株券などが挙げられ、それらを一枚一枚並べて、数を数える方法を採用しています。

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記事監修

三戸政和(Maksazu Mito)

2005年ソフトバンク・インベストメント入社。兵庫県議会議員を経て、2016年日本創生投資を投資予算30億円で創設し、中小企業に対する事業再生・事業承継に関するバイアウト投資を行う。


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