法務DD(デューデリジェンス)とは?

法務DD(デューデリジェンス)とは、DDの中でも、被買収企業の事業における様々な法務上の問題を調査するものを指します。また、法務DDは、社内の法務担当者によって実施されますが、もしそれが困難な場合には、担当者を弁護士や社労士から招聘することもあります。しかし、スモールM&Aにおいても必ず実行される法務DDは、取引価格・買収価格に影響を及ぼすことが高い上、相当な時間・労力や専門性が必要とされていることから、先に挙げた、弁護士といった専門家に依頼することが一般的になります。それでも、法務DDに対してコストを多くかけられない人たちは、フォーカスを絞って最低限の確認を弁護士にしてもらったり、会社を買う前に、役員としてその会社に入って会社の内部から実行する方法もあります。

関連用語→弁護士法人とは?


記事監修

三戸政和(Maksazu Mito)

2005年ソフトバンク・インベストメント入社。兵庫県議会議員を経て、2016年日本創生投資を投資予算30億円で創設し、中小企業に対する事業再生・事業承継に関するバイアウト投資を行う。


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